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7月25日の二種電気工事士の試験での失態と次のための教訓とか、反省とか。
本日の教訓:問題文をよく読みましょう。もっと良くできるようになります。
そうそう、かつてマニュアルライターだった時代、先輩から聞いた笑い話で、買ったばかりの製品が動かない、どうしてくれるんだというクレームのだいたい2割がコンセントにつながっていなかったというものがあった。
この2割という数字は言い得て妙で、買ったばかりの電化製品が動かないからお店に言いつけるとか、引っ越し先で使おうと思ったら動かないから運送会社をとっちめるとかいう人をなだめて落ち着かせてコンセントに繋げばきっとやる気を出してくれるよと言い伝えると、果たしてその通りであったりするのだ。
まあ、前置きが長くなりましたがそういうことです。
端子台の接続に迷ったら、知らない知識を総動員する前に問題文を読みましょう。
考えるまでもなく、読むだけで即解決です。
筆記はともかく、実技なんて落とすための試験じゃないのに。もうがっかりです。
このがっかり感を抱えたまま一年を過ごすのかと思うと、果てしなく残念でありません。

まあいいや。
ついでなので、もう少し現実的な反省をいくつか。
・1.6mm単線は地味に重く堅い
 面倒と思わずに軍手を使う方がケーブルの曲げとかは楽。
・練習問題は体力と相談してやる
 練習問題を最初の1日で5つやっつけたら、握力が情けないことに。
・GNDとか使わないし、黒でアースをとらない
 GNDなんてどこにも出てきません。しかも接地線は白。黒は非接地線(活線)

斜め前に電工ナイフ一本で作る人がいた。
時間内でできていた。
尊敬した。

オーディオは、作るコトが楽しいのであって音の善し悪しは後からのんびり考えましょう、というスタンス。あと、何かを考える時は、「こうすればああなる/あれがないからこうなった」といった仮説があるといいねという信条もある。仮説なき試行錯誤も暇つぶしには面白いが、結果的に泥沼になることが多い。

そして本題。「ベタGND vs 一点GND 音質比較用プリント基板セット」についてのいくつかの試行錯誤について。
011.jpg

「音の善し悪し」に欠かせない「聞き比べ」だが、これこそ仮説なき試行錯誤だと思う。そもそも「善し悪し」とは何か? である。客観的判断を装いつつ完全に主観。「私にとってどうであるか」の考察。ついでにいえば私は音の「微妙な」違いに優劣をつけることができない。極端なことを言えば、ノイズもある程度まで消し込めればその先は好き嫌いでいいんじゃないかと思ってしまう。記憶の力を信じてないところがあるのかも。
たとえば潜水艦はそれぞれ特有の音を出していて、その音を頼りに個別識別するという話がある。この手の音はノイズである一方で機械が機械として正常に動いていることを確かめる手がかりにもなっている。ノイズの発生を擁護するつもりは全くないが、不快に感じる領域を越えた「違い」は好き嫌いでいいような気がする。
ないものを評価することは難しいので、あるものを認めようというスタンス。3歩進んで2歩下がるくらいな感じで十分。

さて、前口上が長くなったがこの基盤について説明する。作者曰く、ベストは1点GNDと思うがついでにベタGNDも作ってみたんで聞き比べとかどう? というあれである。なお、オペアンプはMUSE8801(@180円)を使用。
結果から言えば、私にはどっちもどっちだった。
1点GNDもベタGNDもそれぞれ悪くないと思う。アナログ時計とデジタル時計の違いについて語れと言われているみたいで、どっちかを選ぶのは難しいかなって感じ。違いを知った上で、好き嫌いで選んでいいと思う。むしろ、音源→DAC→プリアンプ→メインアンプというシステムにおけるGND問題を思い出してしまう。

んで、ちょっと気になったことをついで試みる。GND配置とは関係ないんだけど。
したいこととは、使う部品の質を変えること。質といっても基準が曖昧なので、とりあえず金額で高いやつと安いやつでの比較。
キットの作者が良いという1点GNDにお高いパーツを組み、お安いパーツでベタGNDを作る。

012.jpg

以下部品リスト
【お安いパーツ】
ユニット:MUSE8801(秋月@180円)
抵抗:チップ抵抗5%品(千石10個50円)
コンデンサ:チップセラコン22uF/50V(秋月20個200円)
120uF→100uF/16Vに変更:(秋月@10円)
220pF:円盤型セラミックコンデンサ(千石10個50円)
ダイオード:小電力ショットキバリアダイオード(秋月10個150円)
トランジスタ:2SC2712/2SA1162(秋月40個200円)
VR、ジャックを含めた部品代合計 約1000円

【お高いパーツ】
ユニット:MUSE8801(秋月@180円)
抵抗:DALE RN55D(千石@50円)
コンデンサ:薄膜高分子積層コンデンサ22uF/16:(秋月@200円)
120uF→OS-CON/高分子アルミ電解 220uF×4、470uF×2(手持ち品)
220pF:東信工業ポリプロピレンフィルムコンデンサ(千石@40円?)
ダイオード:小電力ショットキバリアダイオード(秋月10個150円)
トランジスタ:2SC2712/2SA1162(秋月40個200円)
VR、ジャックを含めた部品代合計 約3000円

【お安いパーツ】版は悪くないと思う。B級グルメ的な雰囲気がある。キッチュな感じ。しかも電解コンも小さいやつなので、全体に薄くできている。ポーダブル機などはこんな構成でもいいんじゃなかろうかと思った。薄さとコストと音のトータルバランス。
一方、【お高いパーツ】版も悪くないが、【お安いパーツ】版のB級グルメ的雰囲気と比べるとそつがなくてどこかつまらない印象。値段で3倍も違うのに(笑)。ただ、この手のオペアンプ一発で組む場合、お高いパーツを注ぎ込むにも限度があるのも一つの見解。それならば、むしろどれだけお安く組むかという方向性のほうが「手作り」派としては面白いと思ったのでした。放出品の中に円盤形のセラコンを見つけたときの達成感とかね。


【反省】
振り返って思うに、1点GNDに対して恣意的に厳しい評価をしているような感じがあり、その理由を考えた。おそらくは自分の現状では1点GNDでの基板設計をするだけの知識がないことと無関係ではないと思う。
知識がないからGNDの違いが聴感にどのような影響を与えるかわからず仮説の立てようがない。仮説がないから、そもそも聞き比べが成立しない。

しかしこの基板どうすんだ。同じものばかり4つも。

設定のためのヒント
◎使いやすいとはいえ、結局のところサーバなので、ネットワークの知識は必要不可欠ということ。


  • Lion Sarverと一緒に「サーバ管理者用ツール」もダウンロードする。

  • サーバのIPアドレスは静的アドレスがよい。

  • ユーザやグループの設定はOpen Directoryの設定を終えてから行うとよい。

  • 機能拡張の「アカウント」を使わない(ユーザ管理はOpen Directoryを使う)方がよい。

  • windows7からのアクセスユーザにはWindowsログインユーザ名とは別のIDを提供するとよい。

ツールは「Apple」→「サポート」→「その他の製品」→「OS X Lion Server」→「ダウンロード」で落とせる。ただし、使っているOSがサーバOSでないとDLできないというおまけ付きみたい。

一台目のヘッドフォンアンプを友人に持って行かれてしまったので、二台目を作りました。
HPA02-a.jpg
見た目はひとつ目と一緒ですが、中身はちょっと違います。
まあ、違うと言ってもふたつ目もコピーですが、なにか(笑)。
今回真似たのは「nabeの雑記帳」にある「高品質な低電圧ヘッドホンアンプ(単3×2本)
です。
こちらも電源が単三となっていますが、小さく軽くが信条なので単四で運用します。というか、うちはエネループを単四で統一しているんで、単三形がありません。ICレコーダーも懐中電灯とかも、基本単四を使うものを選んで買っているのでした。
変更点をまとめると、
1.nabeさんの回路は3V仕様だけど、5V仕様に変更
2.疑似Tアッテネータは不採用
という感じで、基本nabeさんの回路をそのまま借用しています。

このたび始めての大きなヘッドフォンを買いまして、いわゆる密閉型という奴です。
オーディオテクニカのATH-A500。
そんで、この話を友人にしたところ、なにやらぶつぶつうるさい。
一応話を聞いてみると、要はヘッドフォンアンプが必要だと言うわけだ。
そんなんうちのプリメインアンプにだって付いているさな、と突き返したら、
「スピーカー鳴らす機械にお情けで付いてくるようなアンプでしょ」
そんなぺらぺらアンプで喜ぶようじゃ、お里が知れちゃいますよ、とかなんとか言うわけ。
確かに、ヘッドフォン端子は付いているけど、言われてみればお情けアンプに見えないこともない。そんなわけで、んじゃ、どんなんあるんや?と聞くと、
iPodで聞くなら、FIIOやAUDIO TECHNICAのAT-PHA30とかが良いよ、とかなんとか。
いや別に、密閉型のでかいヘッドフォンをiPodで聞くことないから、と思いつつ、
FIIOとかAT-PHA30とか検索したところたまげました。
↓これがFIIOというやつ
e5img.jpg
こんなものがなんぼのもんじゃい!!!
iPodの出力に比べたら、そりゃあ確かにマシかも知れんが、しかし言うに事欠いてコレ?・・・。
そんなことを友人に言うと、ピンキリだよ、お金を出せばもっとステキな世界が開けるさ、どうどう? とかなんとか言うわけです。
確かにお金を出せばステキだけど、おまえさんはそれでどうしているのだと聞くと、AT-PHA30を使っているというのですよ。
AT-PHA30はコレ↓
at-pha30i.jpg
量販店の店員に薦められ、試しに聞いてみたら良かったとか、なんとか。
いいけどさ、ちょっと考えてみようよ、と言いたい。
どー考えてもなんかまやかしというかフラセボ効果満載な気がする。
というか絶対そうでしょ。広告屋の私が言うんだから間違いないですよ。
いわんやこんな小さな筐体で何ができるというのだ、というわけで、ヘッドフォンアンプでした。

前置きが長くなりました、すんません。

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